6.7
ドラ6p 赤5s1枚としましょう。
チートイツが見えるのは構わないんですが、直球で言ってしまえばこの手からはチートイツよりメンツ手を見ないとダメですね。
今回の話は手組み、牌理にとどまらす「麻雀の根本的な考え方」として読んでもらえたらよいのかと。
これね、チートイツを見たいから1pという切り口があるらしいんですけど、チートイツを見たいなら4p切りです。
ドラを使い切りたいのでメンツ手はシャンポンからの14sを見るということなのでしょう。
ただ、
「同じチートイツを狙うなら」
1sだけでなく1pにも和了照準を持っていける4pを切る。
そもそもチートイツを見ることがもし1sに和了を感じているのから、ということであれば
「同じ1sに和了を見るなら」
待ちが14sになる最大受け入れを考えるべきなのですよ。4sを否定する意味がない。
麻雀はアガりたい手をアガるのではなくアガれる手をアガる。
アガりたい待ちでアガるのではなくアガれる待ちでアガる。
これが意識の上で効率化の大前提となります。
で、麻雀で何がしたいの?って。もっともっと前提に戻るんですけど、
アガりたい。なるべく高く。そして早く。
上の手牌。ドラがあってイーシャンテンです。
高く早くアガりたい。チートイツがアガりたいわけでもドラ3がアガりたいわけでもない。
「同じマンガン」をアガるなら、チートイツよりピンフイーペーコードラでいいんですよ。
つまり、5pを否定する意味が無い。
同じ〇〇ならこっちを取る、という意識が常に必要になるんですよ。
例えばブロック把握。
フォローブロックとしては全て「同じ」です。
同じトイツと順子のならリャンメンのある方を残す、リャンメン固定する、だとか、
同じリャンメンならタンヤオが確定するリャンメンを固定するとか、端っこを狙うので端っこリャンメンを固定するとか。受け入れ枚数は同じでもポンもチーもしやすいペンチャントイツをカンチャントイツより優位に見たり、逆にブロックが足りないからリャンメンくっつきも見てカンチャントイツを残す、だとか。
カンチャンなのかペンチャンなのかリャンメンなのか。赤の縦受け、赤の横受け、タンヤオ、端っこ、チートイツを見た時の「浮いた縦」。
ポンのしやすだとかチーのしやすさだとか。
そういったことを加味しながら、例えばフォローブロックを「スイッチ」するときに枚数、打点、フーロ、フィニッシュを考える。
要は何が得なのかと。その比較をしていくのです。