5.27
頻繁にくる役牌とタンヤオ、面前とフーロの選択手牌。
こういうのは選択に際し、「牌姿の理解」が前提となります。
基本は233 55のタンヤオとピンフの完全形をみつつクイタンの捌きに構えるイメージでしょう。
MAX変化として6m引きからの3mアタマスイッチのタンピン三色があります。
b. 5mを1枚外す。
これは東ポンをメインにピンズソーズのリャンメン×リャンメン。東のポンテンとリャンメンリーチの完全形を見ていく一手になります。
面前打点が下がるのがもったいないとも言えます。
まあ、さきに4mを引けばリーのみシャンテンキープからの4ハンアップとかもあるんですが。
c.1m放棄で2mから外してチートイツシャンテンをキープ、ツモ次第で東かタンヤオへ。
355または335と東とのコンビネーションで一応完全形も望めます。「イーシャンテン」ではあるものの、牌理的にこれだけ横が強いと「基本」選択としては薦められません。ただ、一瞬のチートイツに加え、クイタンと東ポンの天秤に取れる唯一の牌ではあります。しかしこの牌姿の場合はチートイツの暫定タンキ3枚がショボすぎるのでそういう点でもちょっと劣ります。
河の状況もありますけど、どちらかといえば鳴きのふんぎり、門前の構え。そこのイメージができるかがカギになるのかなと。
捕捉
d.3mリャンメン固定
6ブロックってやつですね。
「引き出し」というよりここではダメな例として上げておきます。6ブロックのメリットは選択の先延ばしです。三色両天秤の牌姿や、ペンチャンダイレクトを捨てられない牌姿などでたまに有効になります。
この手の場合は東を落としてピンフにするか、
東をポンして落とすリャンメンを選択することになります。
1.ピンフについては1mの受けがあるので「タンピン」が確定せず、35mアンコのタンヤオを切るデメリットが大きくなり
2.東ポンまたは東アンコを見たケースでは、リャンメン選択が困難
などの理由でメリットが無いと言えます。
ひとことで言うと加速力が無い、という6ブロックのデメリットのみが浮き彫りになります。