ぽむの部屋

牌理と情熱と

2.17

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ドラ白。完全形の選択(リャンメン固定)です。

基本はポンテンした時の強さで8pを切るといいでしょう。もちろん場に出てる枚数や他者の副露にもよります。色の強さ枚数で当然入れ替わるのが優劣ですので。

こんな時よく「8pが良さそう」みたいな怪しいセリフ聞いたことありません?
基本的にこういった役牌のポンテンの完全形はポンするのは役牌ですし、横を引いて曲げるケースが圧倒的に多いですから、横の強さにまず目を向けるようにしましょう。

簡単に言うと、比較の段階で69pと58mの枚数を把握しておき、白のポンテンを取る、6mと8pのアンコ引きはオマケ。そう考えると良いかなと。

これが役牌ではなくタンヤオシャンポン、つまりタンピンの完全形なら数牌の縦の強さ(ポンしやすさ)の重要性が増します。当然ですね。

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 ドラ2m。7pが1枚切れてれば当然7pを切ります。7pより7mの方が引く可能性が高く、なおかつ7pが薄くなることで58pの強化(壁を作り出やすくなる)にもなります。一石二鳥という言葉が合ってるかどうかはわかりませんが、比較するまでもなく当然の選択になります。

 

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これはどうでしょう?

縦の枚数というより基本として6mですよね。69pを固定すると2mのポンテン取ったときに片アガリになってしまいます。言い換えればポンテンが取れなくなります。

 

8pが「2枚切れ」なら門前リーチに絞って8pを切ると良いですね。麻雀牌は4枚しかないので。

 

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 麻雀は損得です。

完全形は基本的に「得な構えに受ける」ことを常に意識するんですよ。

ドラ8pなら5m、ドラ白なら赤5m引きがあるので8p、赤5mを持っていてドラが5sなら出やすい69pを固定する8pを切ります。ドラが7mなら47mを固定する5m。1000点アガリトップでドラが7mなら? 打8pの方が大体いいじゃないですかね。

 

この基本に、場の枚数や他者の仕掛け、必要な打点でアレンジする。それが状況判断となります。

 

※リャンメン固定には先切りの効果って論点も付いて回るんですが、ぽむの部屋(倉庫)の方に後述しておきます。それは二次的なもので、あくまで牌理が軸になるので。