4.6
牌譜頂いたので通して見ていきます。
9pを切りました。
まず、アンコになった牌はあまり切らない方が良いですね。
ここから見える和了はチートイツ、トイトイ、リーチイーペーコー含みの赤ドラ、となります。素直に7pを切るべきです。
見てる和了はチートイツでしょうか。
799mを残すのであればフォローブロックとしてメンツ、とも見てることになります。
チートイツ本線で守備力も攻撃力も無い7mを残すにはそういったメリットがあります。
そうするとメンツ手として最も優秀なソーズのブロックを捨てるのは矛盾になります。
チートイツを見るなら5は打点上昇のタネとなります。あと、既に7sを切ったのならこれはもうチートイツかトイトイにしかならないので3pも7m8sも5pとの「タンキ」としての比較になりますね。
チートイツに決め打つのが有利になるのは
0.鳴けない
1.イーシャンテン
2.枯れてるトイツ(特に役牌が)
3.イーペーコーの芽(並びトイツ)を持たない
おおかたそういった牌姿です。
ここではアンコが1つできたことでトイトイの2シャンテンとなってます。なんならチートイツと大して変わらない「薄い引き」で四暗刻にもなります。とてももったいないアンコ切りです(∩´﹏`∩)
そしてここです。とても危険な牌姿ですね。
ハイリスクローリターン。打点のないチートイツですから、「チートイツにこだわるのであれば」危険牌処理を意識したい。
フーロは
1.欲しい牌を鳴く
だけではなく
2.要らない牌を処理
3.次のツモ、鳴きを意識する
と良いです。
加速、ですね。大事なのは。
これは鳴くと残りがカンチャンペンチャンチーしかできませんので、
めちゃめちゃ欲しい牌というわけでもない5sを鳴いて「ツモを自ら飛ばす」ことがもったいない。
ツモ頼りの門前に近いので鳴きのメリットがあまり活きてこない感じになります。
カンチャン=愚形。あながち間違いではありませんが、28sは現状浮き牌ですし、37というそれこそカンチャンを引いて初めて繋がります。
そんなことより!
1番大事なものを見落としてます…
このカンチャンを引けばこの手は跳満ツモのあるテンパイなの( ´△`)アァ-
456の三色のシャンテンを崩して要らない牌を残してしまった!
この7pが46mより要らないことはさておき、
このチーにより東バックになりました。
いよいよ28sに意味がなくなりました。
このリーチに5sで567の18000放銃となりました。
他に安牌があるかないか、というより
牌姿がハイリスク・ノーリターンだったのです。
良いですね。キー牌は処理しましょう。
カン6pで鳴いて8pです。
發という牌はタンヤオにはなりませんので、ここではアタマにはなりません。
つまり、アタマを他で作りたいんですが、これだと残念ながら半分近く赤が出ていきます。
フーロは
1.欲しい牌を組み入れ
2.要らない牌を処理
3次の鳴きに備えます
カンチャンで鳴いておけば赤をメンツに確定して打点を高くできます。
もちろん244pより445pの方が形としては優秀なのですが。677sの方でリャンメンが残るので赤を使い切っておくべきでしょう。
メンツを崩すメリットがありません。
ストレートに4mか9m外しにしましょう。
そして再び問題のシーン。
ここに2軒目リーチを受けて壁外の8s放銃となりました。
この牌姿が既にハイリスク・ノーリターンなのです゚(゚´ω`゚)゚。ピー
まず、3s危ないだけ(ドラそばでペンチャンにも当たる)。中はション牌(場に切れてない)。
共通安牌が無い。そして和了もほぼ無く、打点も無い。
こういう状況を減らしていくことで必ず成績は良化します。
ここはOKですね。
細かいようでかなり大事なところです。
麻雀牌は4枚です。
(><)
アタマが無いのは分かりますが、2234sがありますし、平和にしても4pや6pがアタマになっても全く構いません。
14がスイッチしたことでタンヤオの可能性もかなり上がりました。
ここはカンチャンを払わず1mとしておきたいですね。
良形のイーシャンテンです。ここからメンツ選びを決めきれなかったのか4mを切りました。
シャンテン戻りです。
ドラが7m、ピンズが三面なので素直にソーズを外しましょう。
細かいですが、3335sに4sを引けば4m落としで平和もつけられるので基本は6sからとなります。
和了トップのような状況ならもちろん78mを外すこともありますけど。
チートイツ好きですねw
ただ、ここは打点も要りませんし、白ポンした後に自在な形をキープしておきたい。
高打点、ということなら混一色があります。
役にならない アンコを切る癖があるようです。
この手からのアンコ切りは
この東すら無駄にします。
ここはちょっと難しいかもしれません。浮き牌を作らないカンチャンチーを薦めますが、最初は34で鳴いてしまってもまぁしょうがないかな、とは思います。
しかし!
これはもったいない。
133ではなく344を残す。一通をつけなければいけない場面ではないですし、發ポンでどうせ一通は無くなります。
この直後に3pをポンしてテンパイしますけど、5pを放棄するのはかなりのロスになります。
最後です。ロジック的にここは難しいとおもわれますので、流していいかもしれません。
ピンズの下を抑える意味での萬子のカンチャン外しですね。9m(アタマ)を外すよりドラ引きでテンパイする方が良い、と考えるとこれで◎です。
ピンズの下を横に引いて(14p25p)との方針なので、外しかけたカンチャンはここでしっかり外しましょう。9pをさらに重ねれば9mとスイッチして清一色もあります。そうなれば1pや1p受けを残した25pチーができるメリットもあります。
気になったポイントを見てきましたが、
「和了にストレートに向かう」
ことを意識すると良いのかな、と思いました。
麻雀は放銃は回避できないことも多いですが、そのシーンにおいてリターンが見込めればトータルでリスクを減らすことができます。